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2021年8月16日月曜日

自治労大阪府本部・男女共生集会に参加

自治労大阪府本部・男女共生集会

誰も置き去りにしない社会へ 女性の活躍に期待


  自治労大阪府本部が7月7日に大阪市内で開いた男女共生集会では、男女平等推進取り組みの一環として「多様性を認めあう共生社会をめざして」と題した、尾辻かな子衆議院議員の講演を受けました。当日は、各単組・自治労府職から会場参加のほか、ZOOMミーティングでも組合員が参加しました。
 自治労大阪協力国会議員(大阪2区選出)である尾辻さんは、コロナ禍でのジェンダー平等課題について、理念法であるLGBT理解増進法すら今国会で成立しない日本の現状を指摘し、同性婚など多様性を認め合う社会の確立に向けた取り組みが重要と訴えました。
 また、コロナ禍では就業や休業支援等で、特に女性に対する格差、差別が顕著に表れ、女性の実質的失業者の増大をふまえた『シーセッション(Shi-cession)』と呼ばれる世界共通の政策課題も提起。さらに、特別定額給付制度は世帯主交付などジェンダー平等に立っていない点や、ひとり親世帯、非正規雇用、エッセンシャルワーカー、在宅ワークなど、いずれの場面でも女性の立場が弱い社会であり、誰も置き去りにしない包括的な政策の実現には女性の視点での政策追求、そのためのジェンダー感覚を持った女性の活躍が期待されていると訴えました。
 集会終盤には、自治労中央本部の鬼木まこと書記長もZOOMで参加し、男女共生・平等の課題と取り組みを自治労の現場から声高に国政へ反映させたいと、次期参議院選挙での必勝にむけた決意も述べました。